2008年08月21日

<名古屋大須>女子中学生連れ込み事件

8月19日 14:57
「キャー…!!」
被害女子の卑屈な表情に犯人はうっすらと笑みを浮かべた。

事件発生から約3時間前、悲劇の発端。
同日11:52、名古屋市中区大須にある商店街を歩行中の女子中学生2人(15才)が声をかけられた。

「可愛いね、どこから来たの?」

2人は不信感をいだくことなく笑顔で答えた。

「碧南市からです!」
「そうなんだ〜。高校生?」
「えっと、中学3年です。」
「本当?大人っぽいから高校生かと思った。今日はお買い物?」
「ハイ!適当に遊んでます。」
「へー…じゃ、特にどこ行くかは決めてないの?」
「そーなんです〜。」
「○○○○○って知ってる?」

後の事件現場となる。

「知らない〜何ソレ?」
「知らないの?大須にきたら絶対にあそこに行かなきゃ。」
「エッ、そーなの?」
「今から連れてってあげようか?」
「エ〜…でも何か怖いかも〜…」
「大丈夫大丈夫!怖くないから!絶対楽しいよ…ひと夏の経験…っていうのかな…うん、楽しいよ、行こうよ」

犯人の瞳が怪しく光った。

「でもお金ないし〜…」
「お金なら任せて。2人は可愛いから特別割引き」
「本当?どーする?行く…?」

相談を始める。まだ後戻りは出来た。

「今人気の○○もあるよ!」

その一言が決め手となる。

「マジ〜!じゃあ行こっかな〜…あ、でもお昼ご飯食べてから行きます。」

犯人は焦った。

「ご飯は行った先で食べよう。」
「飲食いいんですか?」
「もちろん。」
「じゃあ、行く☆」

歩き出す3人。現場へ到着するなり犯人がボスに耳打ちする。

「女子中学生です。安ければいいと言っています。」
「ヨシ。」

ボスが立ち上がる。

「お嬢ちゃん達、本当は1500円だけど学生だから○○円にしてあげるね。」
「やった〜!じゃあ、入る!」
「ヘッヘッヘ…いらっしゃい…楽しんでね…。」

ギィ…扉が開く。もうあと一歩という時

「あ、お昼ご飯買ってきます。」

気付かれたか!!いや、逃がす訳にはいかない、と犯人。

「荷物置いていきなよ。」

いわゆる人質ならぬ「物質」 一瞬2人は躊躇するが、犯人の笑みに騙され荷物を置き、コンビニに走る。犯人は遠目で逃げられないか見張っていた。 5分後。コンビニから帰ってきた2人に、悲劇の幕が上がった。

「やられた…!」

遅かった。もう取り返しはつかない。 2人の目の前に犯人はゆっくり座ると、先程とはガラリと顔つきが変わり、喋り出す。

「本日は…ご来場いただきまして…誠にありがとうございます…最初に出てまいりました私が露の団姫と申します…本日は可愛いらしいお客様でございまして…出演者一同大喜び…11時開演にもかかわらず…誰もお客様がお越しにならず…1時間かけて呼び込みをし…おふたりをお連れした私は…おかげで株を上げさせていただきました…どうぞ最後までごゆっくりとお楽しみ下さいませ…。」

ガササッ

「ヒャッ!」

気が付くと2人だけの客席のはずが、視線を感じる。犯人は続けた。

「怖がらなくていいよ…。芸人が隙間から覗いているだけだから…。」

ひとりが半泣きになった。

「ヤダ…怖いよ〜ヤダよ〜…」
「大丈夫!ちゃんと約束どおり人気の漫才もあるよ…」
「え〜…」
「夏休みがあけたら学校の先生に大須演芸場に行ってきましたと言うてみて…。帰らないでね。」

イヤがる2人を黙らせ小咄が始まる。お後交代。続いてダンディなマジシャンが登場。…そして落語…講談…漫才…落語…。本当は中入りがあるはずが、ボスから命令が下る。

「逃がすな。」

中入りカット。曲独楽…そして大トリ、怪談噺。

「キャー!!」

14:57…2人の夏が終わった。

この日の呼び込み文句
・「どんちょうを上げるのはアナタです」
・「ひと夏の経験フェアやってます」
・「演芸場生かすも殺すも君次第」(句・団姫)

よく考えたら責任が嫌いな国民性にこの文句は逆効果。 私はヒドイ。でも、死活問題だったのでしょうがない。 しょうがない、で片付ける大人になってしまった。あの女子中学生は今どうしてるんやろ…とりあえず、ごめんね。でも、また来てね。

ひらめきひらめきひらめき


前フリがものすごく長かったですが、今年も大須は楽しかったです。オリンピックでちょっとお客さんは少なめでしたがよく笑ってくれはりました。 最終日、一番最後の師匠の怪談の時に正面前から2列目の席でイチャイチャどころか破廉恥な行為を働くカップルがおりました。それを見た幽霊さんが大変憤り、許せない気持ちでいっぱいになり、怒り狂い、怪談噺の最中に成敗した、と「聞いて」おります。寄席はマナー良くお願いします(笑) 名古屋へ行ったら大須演芸場へ寄ってみて下さいね!

そして・・・先ほど帰阪しました。
実は興行中熱が出るほど親知らずが痛かったので帰るなりその足で親知らずを抜いてきました。
小心者なので終始目を閉じていましたがずっと頭の中には愛しいデンツ君の姿がありました・・・デンツ.jpg

明日はちょっとゆっくりして、明後日の仕事に備えますわーい(嬉しい顔)

posted by まるこ at 21:00| 兵庫 ☀| Comment(11) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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